NEWS

  • HOME
  • NEWS
  • 国際的な価格推移と需給見通しから日本国内市場の最新動向を読み解く

国際的な価格推移と需給見通しから日本国内市場の最新動向を読み解く

【FOBバルト海・中東・中国市場】

国際取引市況はFOBバルト海が400ドル前半、中東が400ドル後半〜500ドル付近で推移し、いずれも前週比で軟調な動き。FOB中国は400ドル前半で横ばいとなり、中国からの供給増加とインド需要一巡が影響した。

バルト海は軟調、買い気が低迷

FOBバルト海は軟調に推移。インドによる購入が一服したことで買い気が後退。不需要期に加え需給緩和感が意識された。欧州着LNG価格は4カ月ぶり安値水準に下落。

中東は大幅下落、カーゴ売り込み

FOB中東は大幅に下落。カタール積みカーゴの売り込みが重しとなり、相場を押し下げた。一般的な商談水準は400ドル後半前後とされる。

中国は横ばいも地合い弱い

FOB中国は横ばいで推移。インド向け輸出枠が追加されたが、需給緩みと様子見姿勢で地合いは弱い。7月輸出量は前年同月比で大幅増加、単価は400ドル前半で推移している。


【日本市場】

CIF日本市況は横ばいの400ドル後半〜500ドル付近。大きな動きはなく、中国品の供給余力から一定の安定供給が見込まれる。ただし追加需要は限定的で、追加入札の余地は小さい。


【インド市場】

CFRインド市況は460ドル前半で推移。NFLによる買付入札を控え様子見ムードが続く。中国から120万トン規模の供給が見込まれ、足元では400ドル前半ベースの応札価格が想定される。落札価格はさらに下がる可能性もある。


【その他関連指標】

  • 豪ニューキャッスル炭:100ドル前後(小幅下落)
  • 欧州LNG価格:10ドル前半/mmBtu(4カ月ぶり安値)
  • ブラジル輸入量:前年同月比増加傾向

【今後の注目動向】

  • インドの次回入札結果と落札価格の行方
  • 中国輸出枠の増加動向と国内稼働率の変化
  • 欧州需要期入りに向けた調達動き
  • エネルギー価格(LNG・石炭)の変動によるコスト影響

CONTACT

当社へのお問い合わせにつきましては、お電話・FAX・メールにて承っております。
採用に関するお問い合わせはこちらのページをご確認ください。

お電話でのお問い合わせはこちら

0567-96-7331

〈受付時間〉平日9:00~18:00

FAXでのお問い合わせはこちら

0567-96-7332

〈受付時間〉平日9:00~18:00

メールでのお問い合わせはこちら

CONTACT FORM

24時間受付中