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中東堅調・中国底上げ、インド需要で供給逼迫

【FOBバルト海・中東・中国市場】

  • 国際取引市況:FOBバルト海は上昇(450ドル半〜後半、前週比約+13ドル)、FOB中東は続伸(500ドル頭、約+22ドル)、FOB中国も上昇(400ドル半〜後半、約+15ドル)。いずれも需給タイト感を背景に上昇傾向。
  • バルト海動向:ブラジルが9月以降に月100万トン規模の購入に動く見方が強く、欧米積み価格を押し上げる要因に。
  • 中東動向:インドの強い買い気で続伸。需給引き締まりが鮮明。
  • 中国動向:底上げが進み、インド向け輸出が再開。20~30万トン規模の販売報道があり、供給逼迫が加速。競合のマレーシア工場が9月中旬まで定修停止しており、強材料視。

【日本市場】

  • CIF横ばい:前週450ドル半〜後半で横ばい推移。スポット買いは薄いが、中国積みカーゴが順次入着。
  • 輸入統計:7月の中国からの輸入は75,856トン(前月比+58.2%、前年比+72.9%)。輸入単価は389ドル/トン(前月比-1.9%)。安価な尿素が流入しやすい状況。

【インド市場】

  • 市況横ばい:CFRは500ドル前半で前週から大きな変動なし。IPLが103.5万トン超を確保したとの報道。
  • 需給観測:一部取引関係者は、次回入札が9月中に行われる見込みと指摘。フレート上昇も支え要因。

【その他市場】

  • 韓国:7月の中国からの輸入75.9万トン(前月比+222.3%、前年比-9.0%)。輸入単価400ドル頭/トン(前月比約+13%)。
  • インドネシア:6月の輸入16.8万トン(前月比約+52.6%、前年比-19.4%)。日本向けの輸出は確認されず。
  • 山東省工場渡し:1,700元前後で横ばい。別地域では1,600元程度まで軟化傾向。

【今後の注目ポイント】

  1. インドの次回入札動向とCFR価格の維持可否
  2. 中国のインド向け輸出再開が国際市況に与える影響
  3. ブラジルの大型購入が欧米市場を押し上げるか
  4. マレーシア尿素工場の定修終了後の供給変化
  5. 日本への中国積みカーゴ流入が国内価格に与える圧力

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