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尿素 2026.02.02
2月2日付の市況では、FOBバルト海・中東・中国がそろって上値を試し、高値圏を維持。イランのガス不足や中国の輸出規制による供給制約に、インドの買い付け観測が重なり底堅い。一方、日本CIFは大きな値動きが乏しく、欧州のCBAM動向をにらんだ様子見も継続。足元では欧州着LNGの上昇もコスト意識を刺激している。

市況:上昇(総じて堅調)
ドライバー:イラン・中国の供給制約、インドの潜在需要観測、欧州の様子見(CBAM注視)
レンジ価格感:FOBバルト海は$300ドル台後半〜$400ドル台前半、FOB中東は$400ドル台前半〜後半、FOB中国は$400ドル台前半〜後半へ、それぞれ小幅高の方向で推移。
市況:上昇
ドライバー:域内の買い気が強い。エジプト国営化学メーカーの販売入札(1月下旬締切)は結果が未判明ながら、高値のビッドが出たとの情報があり、強気感を後押し。
レンジ価格感:FOBバルト海は$300ドル台後半〜$400ドル台前半。エジプト絡みでは、最高ビッドが$400ドル台後半〜$500ドル近辺との見方。先週伝えられた成約は$400ドル台後半〜$500ドル手前の水準感とされ、これと比べても買い気が強まっている。
市況:上昇(買い優勢)
ドライバー:イランからの供給不足が続くなか、買い方が優勢。買いアイデアは上向きだが、売り手が出にくいとの見方。4月積みで高値成約の噂もある一方、詳細は判然としない。
レンジ価格感:FOB中東は$400ドル台前半〜後半。商談水準は$400ドル台前半〜中盤にとどまるとの見方がある一方、買い方の目線は$400ドル台後半寄りまで示される場面がある。
市況:堅調(底堅い)
ドライバー:中国当局による輸出規制が続き、供給不足感が強い。2月積みに買い気が浮上し、数千トン規模の成約情報(韓国向けとの指摘)も伝えられた。2026年以降の輸出枠の割当が行われていない様子で、成約は前年枠の売れ残りとの見立てもある。国内は春肥需要に加え、海外市況の強さが下支え。
レンジ価格感:FOB中国は$400ドル台前半〜後半。中国国内(工場渡し)は1,000元台後半〜2,000元前後の水準感が示され、各社がバックオーダーを抱え強気販売との指摘。
市況:横ばい
ドライバー:CIF日本は大きな値動きが乏しく、商談は膠着。中国は輸出を絞っているとみられる一方で、輸出可能とするメーカーもいる模様。ただし、日本向け販売が難しくなったとの指摘もあり、調達難が意識されている。韓国向けに中国玉が一定量出ているとの見立てがあり、韓国トレーダーが日本向け転売を試みる可能性を指摘する声もある。
レンジ価格感:CIF日本は$400ドル台前半〜$500ドル近辺、商談目線は$400ドル台半ば前後が中心との見方。
参考:日本貿易統計(公表統計)
・2025年12月の輸入量:15,410トン(前月比7,779トン減、前年比6,920トン減)
・輸入単価:84,580円/トン(前月比+8,179円、前年比+14,731円)
・うち中国:輸入量1,274トン(前月比4,384トン減、前年比422トン増)、輸入単価76,618円/トン(前月比+3,499円、前年比+10,016円)
参考:LNG輸入価格(公表統計)
・2025年12月の全国加重平均(JLC):85,779円/トン(前月比+1,640円、前年比-8,791円)
・港別:堺泉北 83,428円/トン、直江津 86,366円/トン
市況:横ばい(入札待ち)
ドライバー:次回の買い付け入札待ちで目立った動きは限定的。一部では、2月中旬〜下旬に新たな入札を実施するとの見方。
レンジ価格感:CFRインドは$400ドル台前半〜中盤で横ばい。
・東南アジア積み:ブルネイのメーカー1社が、2〜3月積みで「数千トン規模×2カーゴ」を入札で販売したようだ。価格感はFOBベースで$400ドル台前半〜中盤が中心との見方。
・米国積み:3〜4月積みでFOBベース$400ドル台前半〜中盤の成約情報。
・エネルギー:欧州着(DES)LNGの2月後半着は、$10ドル台前半〜中盤/mmBtuへ上昇し、直近で$1ドル弱切り上がったとの整理。豪ニューカッスル積み石炭(FOB)は$100ドル前後/トンで小幅安の方向。
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